AKARI BREWINGがある⿃取の⿅野地区は、⿃取県のほぼ中央部に位置し、南側に望む鷲峰⼭(じゅうぼうざん)の麓、⽇本海からは数キロ内陸部へ⼊ったところにある町です。
古くは戦国時代、⿅野城の城下町として発展。明治時代初期からは⿅野村(しかのそん)と呼ばれ、 その後、気⾼郡⿅野町に改名され、2004年11⽉1⽇の市町村合併で⿃取市へ編⼊されました。
そうした⿅野のまちおこしを⽬指して、AKARI BREWINGは⽇々ビール造りに励んでいます。
⿃取県⿃取市⿅野町で活動する地元の町おこし団体が中⼼になって⽴ち上げたマイクロブルワリーです。
その団体は、「あかり本願衆」(あかりほんがんしゅう)と⾔って、 30歳代を中⼼とする⿅野町の住⺠らが、町の活性化を志して集まった衆団で、 ⿅野を盛り上げるイベントの企画・実⾏や、⿅野の伝統を守り伝えていく活動などを⾏っています。
その中でAKARI BREWING創業に向けて中⼼的役割を果たしてきたのが、現在、AKARI BREWINGの代表を務める⿅児嶋 敦(かごしまあつし)さんです。
⿅児嶋さんは、⿃取市内の化粧品会社に勤務する傍ら、この「あかり本願衆」の活動に参加して来ました。
地元の素材を⽣かしたビールを造りたいと考えていた⿅児嶋さんらは、2013年頃よりビール事業の⽴ち上げを⽬指して活動を開始しました。
そうして、2017年2⽉には、島根県江津市にある⽯⾒⻨酒の協⼒によって、委託醸造によるオリジナルビール「ジンジャー ブラウンエール」の販売を開始しました。
2017年7⽉12⽇に株式会社AKARI BREWINGを設⽴。
ここ10年ほどは空き家となっていた以前は⾷堂だった⿅野町内の店舗を借りて、 ⾃分たちの⼿で改装した醸造所を設けました。
同年9⽉下旬には、160リットルの仕込み設備や、⽯⾒⻨酒と同じ⽅式の発酵設備をAKARI BREWINGへ導⼊。
2018年3⽉13⽇には、酒類等製造免許(発泡酒)を取得。
その後、同年4⽉20⽇に初仕込みを⾏ない、 ついに同年5⽉1⽇、AKARI REWINGの⾃家醸造ビールの第1弾「ginger brown ale」(ジンジャー ブラウンエール)を世に送り出すことができました。